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ブォーブォーブォー

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ここ1週間くらいひどい鼻&咳風邪を引いてしまって、活動が著しく低下しているあいだにW杯が開幕してしまい、中継を通して流れてくるブブゼラの音と手前の鼻をかむ音がシンクロしてしまう今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

http://slashdot.jp/articles/10/06/08/0728248.shtml
ロシアの短波無線局「UVB-76」のブザー音、止む - スラッシュドット・ジャパン

そのブブゼラの音に負けてしまってかどうかは定かではないけれども、冷戦時代から30-40年間ずっと鳴り続けていたロシアの短波放送局のブザー音が止まったらしい。実際に聞いてみると何とも不気味な感じだ。それもただ不気味なだけでなく、まさに冷戦期、当時の世界に充満していたような、重苦しい空気すら呼び覚ましてくれるような音色である。

そこから関連動画なんかを眺めると一気に30年くらい引き戻されたような感じである。それでいて今なお生き続ける乱数放送局(Numbers Station)なんてものを見させられると、日々の平穏の裏に隠されてきた何かを呼び覚まさせるようではないか。

http://www.youtube.com/watch?v=EdnoAJ7KoFE
YouTube - Achtung! The Swedish Rhapsody Numbers Station

http://www.youtube.com/watch?v=EcJK56Ep5Rw
YouTube - The Conet Project - Cherry Ripe Iridial

自分たちが日常生活を営む裏で、様々な思惑が雲の糸のように絡み合って、本当はそれらの危ういバランスがあるのだ、という感覚っていつの間にかどうでもよくなってしまったというか、あまり気にされなくなったよなあとおもう。どの辺からだったろう。小学生の頃はまだ普通に東西冷戦下で、それが中学〜高校と上がって行くにつれて多くは東側諸国の社会主義体制の放棄によって次第に瓦解していった。しかし世界は全て事もなしかと言うとそうでもない。忘れちゃいけない世界の現実ってのがあるんだよなあ。そもそも朝鮮半島情勢があんなことになってるし。

http://www.youtube.com/watch?v=k1GqzosWoVc
YouTube - UKWMO 1980S WARNING

http://www.youtube.com/watch?v=VG3Kb12s16A
YouTube - Protect and Survive - Nuclear Explosions Explained

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6788532
Protect and Survive 核爆発(1)+家にとどまれ(4)‐ニコニコ動画(9)

このひどい緊張感は決して目にしたくないものだなと言いつつもしかし、実際に起こったことだったのかもしれないし、今後決して起こらないとも限らない。悲しいけどこれ、現実なのよね。とはいえまあ、Protect and Surviveは夜中になんて見るもんじゃないな。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm10886006
【BGMなし・SHOW音声版】BBC 核攻撃のときの予定原稿‐ニコニコ動画(9)

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2524740/3394811
BBC、核攻撃時に放送予定だったアナウンス原稿を公開 国際ニュース : AFPBB News

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8018199
THREADS Part 1‐ニコニコ動画(9)

つくづく、平和ってのはただそこにあるだけなわけじゃないんだよな、でもその平和があってこそのこのW杯だよな、ということを認識させられた一週間でありました。

http://www.youtube.com/watch?v=4rk78eCIx4E
YouTube - Sting - Russians

そのロシアからも注目される本田△でありました。

最近ディスプレイを1台代えたんですが、26型WUXGAサイズから19型FWXGAサイズと思いきってダウンサイジングでござる。

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2690の方は買った時はLCD-2690WUXi(←2じゃない)だったんですけどね。同系機ということで。俺が買った時は17万くらいしたんだよ。今9万切ってんですって。ずいぶんと下がりましたわねー。

元々デスクトップ環境はMac Pro+30インチCinema Displayでやってたのを、Windowsもデスクトップは必要じゃね?とか思ってて、Mac Pro以前から持ってたLCD2690WUXiを処分せず後生大事に維持して使おうとしてたんです。だけどそしたら奥さん、デスクトップは並べて置けるようなよほど広い机上環境が無いと、離れた場所に置かなきゃいけなくって、その2台の間をいったりきたりするのはあまり現実的ではないなってことが分かって来たんですわよ。そんなこんなで、利用機会の減ったWindowsデスクトップ機を本体とディスプレイ共々退役させることに相成ったわけです。

ただ、そうするとサーバ用に使えるディスプレイが無くなって困ったんです。普段はさすがに不要とはいえ、インストール時やトラブル時にはどうしても要る。いままではどうしてたかっていうと、そのLCD2690WUXiを使ってそこに繋げてたんですよ。けどこいつ13kgもあってすげー重いので、取り回しがただ事じゃなかった。VGAケーブルをひっぱって、ディスプレイのところまで回してたんですよ。おかげで見にくいわキーボードも打ちにくいわで。サーバもケーブルが届く範囲に置かなきゃいけないから、もしくは届かなかったら届く範囲にディスプレイなりサーバなりを配置しなおしたりとかでもうてんやわんやでした。

しかしまあ、ビックカメラのポイントがなぜか2万も貯まってたりとかしてたので、そこそこのサイズでいいから安いディスプレイを一台持っとこうってことになって、19型を所望しました。それがこのLCD192WLMです。

うん、適度に小さくて持ち運びにも困らない、部屋の中でも持ち運び可能でよかったよかった。もう少し小さくてもよかったかなーと思うくらいなんだけど、最近はこのくらいが最安というか、お得な価格帯になってるみたいですねー。

nerv.or.jp(ネルフ.オーアール.ジェーピー)につきまして、その活動を昨年2008年一杯をもちまして終了とすることを決定いたしました。これに伴い、同ドメインは更新を停止し、廃止の手続きを開始いたしましたことをお知らせ致します。

1995年の設立とUUCPでの接続開始、1998年の常時接続開始を経て今日まで活動を続けて参りましたが、これをもちまして終止符を打つこととなります。今まで皆様から頂きましたご支援真にありがとうございました。

以上

2009/1/5
Hironobu Koura <hironobu@nerv.or.jp>

前回のエントリの訂正(→エントリ末に移動)

問題はコード進行ではない

J2氏の言うようにコード進行そのものではなく「実際に聴いたときの感覚がポイント」なのであれば、問題を「王道パターン」として一つ高位に上げメタ階層化し、その構成要素のひとつとしてコード進行を置いてそこから議論を始めるべきではないかと思います。

この点をまず明確に踏まえた上で、本「王道進行」論について、以下の懸念があります。

  • 適用基準の曖昧さがもたらす弊害
  • 「王道進行」というレッテル貼り
  • 定量的評価の必要性

以下、個別に述べます。

適用基準の曖昧さがもたらす弊害 —何についての「王道」なのか?

J2氏の話を聞く限り、2小節目以降のコードにはあまり大きな意味は無く、サブドミナントに始まり、トニック代理コード(=I以外)にたどり着く進行であれば「王道進行」になりうるということになります。元記事、特に動画全体を使って展開された検証作業では、[IV-V-IIIm-VIm]について述べられていたにも関わらず、前のエントリによってこの「王道進行」とは「サブドミナントから開始」されていればVが省略されていたとしても適用可能で、ほぼ全ての進行が含まれうることが分かりました。本件は連載の第1回とのことなので、連載の後続記事で明らかにされる話題を先取りしてしまったのかもしれませんが、それにしてもこの曖昧さに少なからぬ危惧を感じます。

コード(進行)の解釈は元々多様性を持つもので、氏が言うようにサウンド上のコードを厳密には定義できない場合が多いことも理解しているつもりです。しかし、ただでさえ解釈が一つにとどまらないことの多いコード進行の評価に、さらに曖昧な網を掛けて用いることの合理的な有効性が、今ひとつピンと来ません。多様性の余地を残さずどのような解釈をしようとも全て「王道進行」論に組み入れようとする試みに見えます。

コード進行のパターンは元来限られており、いくつかの定石パターンとその派生系という形で多くは分類できます。「王道進行」という定義を広げすぎるあまり、進行パターンをひとからげにしすぎ、派生系を求めることで得たはずの非王道的効果や演出を無にしかねないと危惧します。逆の立場から、「王道進行」は厳格に定義した上でコードの省略や代理コードの使用などによって、いかに「王道」的パターンから外したり、打ち消したりしているかなどを論じた方が、より有効なのではないかと考えます。

また曖昧さのために「この曲は果たして『王道進行』なのか」を客観的に定義できず、各人の感覚に任されることとなれば、聴き手の間でお互いの主観をたたかわせるための議論の土台となることができないことになります。健全な評論活動をもたらすのは適切な評論土台の共有がなされることです。予め狭義の「王道進行」を定義しそこから新規性を打ち出すための試みを評価するのではなく、広義かつぼんやりとした枠で「王道進行」の網を広げ、そこから抜け出そうとするあらゆる試みを評価できず、無効化させることになります。そのような批評空間が、果たして健全と言えるでしょうか。

「王道進行」というレッテル貼り

そしてより懸念されるのは、同種の、サブドミナントコードから始まるコード進行をみな「王道進行」として、(J2氏の意図に必ずしも沿わない形で)ネガティブなタグ付けが横行することです。私も当該エントリや動画を注意深く読み終えるまでは、本件で論じられている本当の問題、陳腐性への指摘の核心にたどり着くまでが大変でした。論旨も大変重要な問題提起であるにも関わらず、刺激的なタイトル付けやコード進行の検証で満足してしまうことから、これを見た/読んだ人々の核心への理解が阻害される可能性が非常に高いと思います。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.virtual-pop.com/music/2008/10/jpop.html
はてなブックマーク - JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた、という話 - 音極道 Music Hacks

J2氏はこの現象を「J-POPが新規性を追求する動きを失ったことによる」ものと位置づけていますが、今回のタグ付けによって動かされたリスナーたちが、「『王道進行』というネガティブなタグ付けをもって」安易に評価し、「『王道進行』のある曲」=「陳腐なもの」として片付けてしまう危険性は無いでしょうか。「パクリ騒動」で不幸な関係に陥りつつある制作側と受け手・批評側の間に、また新たな火種を持ち込むことになるのではないかと危惧せずにはおれません。

定量的評価の必要性 —本当に多いのか?本当に増えたのか?

最後の一点は、「王道進行」に乗っ取った曲が一体本当にどれだけあるのか、という数量的検証が無い点です。条件を満たしうる楽曲が十分多いということは理解しておりますし、それを否定するものではありませんが、それ以上にJ-POP全体の楽曲発表数も莫大な数があります。その中から対象となる曲がどのくらいを占めるのかを論じて進める必要があるのでないでしょうか(そのためには、前節までに述べたように「王道進行の再定義」を進めてからだと思いますが)。

さらにもし可能であれば、指摘のあった過去30年間のヒットチャートを時系列で整理し、「王道進行」を用いた曲が何曲あって、時系列上でどのような変遷をたどっているかまでを含めて論じられればと思います。筆者の論じるように、ユーロビート等外的要因によってもたらされた「王道進行」なのであれば、その普及してゆく様子が時代を追って見ることができるはずです。

注:本件について、改めて音を採り直したらそもそも1小節目のベース音がE、すなわちVであることを確認。1〜2小節目間のベース音が変わらないところに気を取られて音取りが甘かった点お詫びして訂正します。下記について一端取り下げ、コメント分も含めこれを反映したエントリに書き換えたいと思います。

http://www.virtual-pop.com/music/2008/10/jpop.html
JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた、という話 - 音極道 Music Hacks

見てみた。ちょっと煽り成分が燻りまくる部分をなんとか注意して取り払えばまあ普通。けど「だいすき」の例示だけは瞬間的にたぶんおかしいと思った。

「だいすき」のサビ最初の4小節は[IV-IIIm-VIm]で、「王道進行」を主張する構成要件であるはずのV(7)は来てない。次の4小節ではV(7)が入って[IV(IIm)-V-IIIm-VIm]と確かに「王道進行」だが、直前に提示された[IV-IIIm-VIm]が前後に続くためこれを変化させたものとして見るべきではないかと思う。繰り返す[IV-IIIm-VIm]の合間一瞬に咲く徒花みたいなもので、この曲持ち出すよりもっとふさわしいものがあるんじゃね?というところか。

そしてその次のサイクルでは「IV-IIIm-VIm/IIm-V-I」となり、王道「的」ではあるけれども、例示されたような進行にはなっていない。

こう見る限り納得がいかないけど、靖幸ちゃん本人はどう言うだろな。わかんない。

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まあ、王道進行だから貶められるとかどうにかなるということでもないんだが、まさか「だいすき」を「だいすき」じゃない人が聴くと歪んでしまう、王道進行に関心を寄せるあまり世の遍く楽曲に王道進行を見出してしまっているんじゃないだろうね、という気もしてしまうなこれでは。区別はちゃんとしてほしいと思う。

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/itpropower/admin-kun/142/adminkun142.html
がんばれ!アドミンくん 第142話 - @IT

作者、もしかしてCtrl-Alt-Delの歴史を知らないで言ってるのかな。まさかね。

http://www.theregister.co.uk/2004/01/29/ctrlaltdel_inventor_makes_final_reboot/
Ctrl-Alt-Del inventor makes final reboot • The Register

http://en.wikipedia.org/wiki/Control-Alt-Delete
Control-Alt-Delete - Wikipedia, the free encyclopedia

http://mitaimon.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-0541.html
10年ぶりのボキャブラ復活祭にたったひとつ足りなかったもの:[mi]みたいもん!

見てた。確かにあの場に足りなかったことは確かかもしれないけど、「たったひとつ」じゃあないだろう。(亡くなっていたことは知らなかった。お悔やみ申し上げます。)

http://ja.wikipedia.org/wiki/タモリのボキャブラ天国
タモリのボキャブラ天国 - Wikipedia

あの番組は芸人中心の番組構成になってからはあんまり見なかったな。そっちに軸足が移る前の放送期間の方が長いはずなのに、どうしてなんだろうね。当初の投稿中心の方が好きだった。未だに「チンジャオロースー」「死んじゃいそうです」のインパクトは忘れられない。

まあ、当時の芸人たちが一堂に会する「同窓会」と言った制作意図だったようだけど、見事に内輪向けの内容になってて、観ていてものすごい疎外感を持った。芸人が芸人を公開で褒め合う、うーん、これ何て羞恥プレイ、なんて言ったら怒られるか。テレビ制作の現場はかくも視聴者を置き去りにしてるのか、なんて紋切り型の文句まで出したくなるような。まあでもつぶやきが見れたのはよかったな。大仏は買えないけど。あとサンドはやっぱりネタの練り込みがんばるよな。髭男爵はおもろいときとつまんないときの当たり外れが激しいな。岩尾はもすこしブサネタ抑えた方がええんちゃうかな。クールポコは何しとってん。

くまなく見てる訳ではないのでアレだけど、最近視聴者参加型番組ってとんと思いつかない気がするんだけど、どうなんでしょ。地上デジタル放送のメリットとして「双方向型番組の制作」とか言ってたような気がするんだけど、今の段階でこんな調子だと、先が思いやられるんじゃないかな。なんかね。

http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY200809240305.html
asahi.com(朝日新聞社):NHK、視聴率トップに 上半期ゴールデンタイム - テレビ・ラジオ - 映画・音楽・芸能

さっきラーメン屋で遅めの昼飯食ってたら、やれ麻生内閣がどうのと相当に好き勝手なことばかり並べ立てる民放のワイドショーをやっていて閉口してしまった。このままでは飯が口に運べないので店主に言ってチャンネルをNHKに変えさせてもらったが、うーん。しかもあの中に居た浅野史郎って今藤沢の教授かよ。こいつはぎゃふんだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/浅野史郎
浅野史郎 - Wikipedia

1999年頃週刊こどもニュースの出演者(子役)からカラ出張について質問を受けた。この時当初は一般の大人に説明するような口調で話していた。しかし、子供たちが理解できていない様子を見て、「嘘ついちゃったんだよ」言った結果、子供たちは納得していたという。ちなみに、当時司会であった池上彰の著書「これが週刊こどもニュースだ!」によるとこの話には続きがあり、年末に「今年一番印象に残ったことは?」と聞かれたところ「週刊こどもニュースの質問」と答えたと言う。また、子供たちが東京都知事であった青島幸男に同様の質問をしたところ「忙しいから答えられない」と言われたという。このことと比較して池上は「子供の声に真剣に耳を傾けた浅野知事は立派でした」と書いている。

こうした話は、施政者側の人間として語るからこそ重みがあるのであって、批判者精神につま先から頭のてっぺんまでどっぷり漬かってしまったと見える今となっては、もはや鳥の羽ほどのありがたみもないなあ。

まあ、この時間帯はかなり視聴者層が限られることで有名なわけで、あんまり簡単にリンクはできない話だけれど、視聴率の話はさもありなんというかなあ。自分も何も無ければNHK-BSをデフォルトで出していたりするし。ああ、「チューボーですよ」から「CDTV」の時間帯はIBC(TBS系)か。そのくらいだな。

NHKのどの辺が期待されてて、どの辺が受け入れられて、誰が主に観てるのかを一度詳細に調査、公表してほしいと思うけど、無理かな。そういう調査結果はどっかにはあるんだろうけど、おおっぴらにされてない感というか、そんなゆってる間に調べろよ俺というか。ある意味、それがうやむやなために生き延びているものもある気がするし、どうかな。それがちょっと早まるかどうかでしかないと思うんだけど。

以前は、というと今は無いように思えるけどもどこまで解消されたかはまだ分からない。考えに窮すると言葉に詰まることがよくあって、いろいろな人にたしなめられたり迷惑をかけたりしたものだった。今は、少しはましになってきたんだろうが未だ途半ばといったところかな。うん。

考えが進むではなく滞る、むしろ悩むといった状況で、一体どうすべきかというところに「考えるための材料が足りない」「足りない材料は何か」と考えるべきだということを最近教えられてなるほどと得心した。考えるということは俎上にある食材を切り刻み煮る焼くといったプロセスであり、よどみなく流れるが最上ということである。今後より思索を深めるにあたり、大切な視座であると思う。

自分がそういった性質の思考を持つからか、逆に充分な材料を持たずにいい加減な知見に基づいて放言し、そのことに気づこうともしない人種は心の底から嫌悪している。八幡和郎はその代表格と言っていい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/河井継之助
河井継之助 - Wikipedia

戦後、松蔵は遺骨を掘り出すと長岡の河井家へ送り届けた。そして遺骨は、現在河井家の墓がある栄涼寺に再び埋葬された。しかしその後、継之助の墓石は長岡を荒廃させた張本人として継之助を恨む者たちによって、何度も倒された。このように、戦争責任者として継之助を非難する言動は継之助の人物を賞賛する声がある一方で、明治以後、現在に至るまで続いている。一方河井家は、主導者であった継之助がすでに戦没していたため、政府より死一等を免じる代わりに家名断絶という処分を受けた。忠恭はこれを憂い、森源三(河井の養女の夫)に新知100石を与えて河井の家族を扶養させた。

河井は賛否分かれる人物でそれは仕方の無いことであり、むしろ地元民の方が嫌いがっていたりもする。好評価してるのなんて藩外者の方だと思う。それでも最近はだいぶ和らいできたのかもしれないが。

まあどっちにしても、当時の状況、恭順はたまた抗戦か、藩論の統一ままならずにいた上に、戦火を逃れる可能性が限りなく低かった(抗戦はもちろん、恭順しても会津や庄内と戦わされたであろう)ともされる情勢で、何をどこまでなし得たかと思うと、うーん、どおなんでしょお〜なんて長嶋さん風に小一時間ほど考え込んでしまわざるをえない。最終的に西軍と戦火を交えることになってしまったのは詮無いことなのだとも考えられる。難しいけど。

もちろん、この最終判断をどう評価するかは別としても、八幡は著書内で「河井継之助を重用したせい」として簡単に切って断じている。別に河井が嫌いでもかまわないが、その短絡極まりない姿勢は、あまりに馬鹿げていて反吐が出る類のものであった。

その著書というのが、江戸期300藩を評価すると言って全国津々浦々を網羅していたりするわけだが、著者が分かる(のがあるのか疑わしいくらいだが)藩から知らない藩まで無理矢理に書いていったのであろうことがここからよくわかる。読者はその事情を知ることができないのだから、ちょっと見では「ネタ帳として面白い」くらいの評価をしてしまう。賛否の分かれる事案をたった一方の独断と偏見だけで紹介してしまうことの恐ろしさを知っていれば、「ネタ帳」がそんな有様じゃいけないって分かるんだけどね。

あとはまあ、自分が同類にならないように、日々注意を怠らぬが肝要ですかね。

僕はこの統計で嘘をつく

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080828-00000012-rbb-sci
意外? ソフトバンクユーザーはauへの乗り換え指向が6割(RBB TODAY) - Yahoo!ニュース

この記事、いろいろツッコミどころが豊富すぎて迷ったので一応元ネタ見てみた。見てみたら、参った。もっと変だった。いやもう、普通に調査会社としてやばすぎね?>MMD某とやら、というレベル。

http://mmd.up-date.ne.jp/news/detail.php?news_id=151
【第2回】 携帯端末に関する実態調査【MMD研究所】 - UPDATE

これね。

最新の携帯電話シェアの全体割合を見ても、50%を切ったドコモとはいえその比率はおおむね「ドコモ:au:ソフトバンク = 5:3:2」で来ている(参考資料: 携帯電話・PHS、ドコモのシェアがついに50%以下に〜総務省しらべ:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2008/06/18)。それなのに、この調査では回答者数中のシェアでauが1位を取っている。っておいおい。なんだそりゃ。

ドコモ1955
au2032
ソフトバンク710

そしてこの有効回答数4697件のうちおよそ3/4に当たる3275件が「モンキータウン」というサイトから出ている。調査は10サイト以上で行われた(らしい)にも関わらず、その中で最もPVの少ない(月間15万!)サイトからの回答が飛び抜けて多いという謎。そのモンキータウンというサイトは一体どんなサイトなのおぢさんはぢめて聞いたよ。

http://www.niche-catalog.com/up_images/524/n_531/media_guide_monkey.pdf

会員データ
◆占いモンキー
 【会員数】 20,000人 【男女比】 男性:35% 女性:65%
 【年齢比】 10代:21% 20代:38% 30代:30% 40代~:11%
 【キャリア比】 i-mode:55% Ezweb:35% vodafone:10%
◆BINGO!モンキー
 【会員数】 120,000人 【男女比】 男性:25% 女性:75%
 【年齢比】 10代:20% 20代:40% 30代:30% 40代~:10%
 【キャリア比】 i-mode:55% Ezweb:35% vodafone:10%
(2005年7月現在)

このキャリア比(市場全体での比率とほぼ同じくらいか、若干Vodafone/ソフトバンクが弱い)が3年後の今でもほぼ同じ比率で来てるなら、アンケートでの回答比率がああまで食い違ってることへの説明が必要だし、サイトのユーザ比率からして変わってきていたならサンプルとしておかしいってことにしか、ならんわな。まあ、それ以前に何だその男女比、ではあるが。

結局この調査の結果で言及できるのは、高々この「モンキータウンのアクティブユーザ」についてであって、この成果を一般化して語るにはあまりに偏向が強過ぎて使えたもんじゃありませんなああっはっは、というところ。これを大まじめにニュースリリース出してるとしたらよっぽどこの会社の数字扱いがザルなんだな、という風な結論しか出てこない。そう、ザル。ていうか、この手の調査結果に偏差やら信頼区間やらといった単語が出てこないのって普通だっけ?