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2010年5月31日
BS-G2016MRの静音化手術に成功しましたよ
で。BS-G2016MRのファン音の騒音ぶりにさすがに耐えきれず、一時はヤフオクあたりで放出することも考えた。けどその前に試してみたっていいんじゃないかと思って一念発起、ふた開けてみた。注意深くネジを外す。
※なお本記事について、当方の個体以外においても内容を保証するものではありません。メーカー保証等も受けられなくなりますので、万一この記事を読んで試すなどされた方が居られましても、各自の環境にて生じた差異や損害などには責任を負いかねます。くれぐれもご了承の上ご覧くださいますようお願いします。(_ _)
ちょっと分かりにくいけど、奥側が機器前方。で、手前側中央に黒く四角いのが見えていて、これがBS-G2016MR唯一のファン。外形は一般的な40mmファンの厚み15mm。当たり前だけどこいつの給電を外してやれば無音になった。さて。外してみると型番が判明。Delta ElectronicsのAFB0412MBという代物らしい。データシートがこちらで読める。
http://www.delta.com.tw/product/cp/dcfans/download/pdf/AFB/AFB40x40x15mm.pdf
ここから性能を確認してみると、だ。
- 回転数(Speed) = 6000 R.P.M.
- 最大風量(Maximum Air Flow) = 8.12 CFM
- 最大静圧(Maximum Air Pressure) = 0.202 IN H2O
- 騒音(Noise) = 24.5 dB-A
回転数がとにかく高い。6000RPMは高い。おそらく筐体から出ている高周波音はここから来ている。このファン単体で取り出してから回してみてもそんなに大した音ではないんだが、いざ取付けて回すと筐体全体と共鳴を起こしてひどい騒音になっている。しかしその一方で風量の8.12CFMというのはなかなかのもの。4cmファンの同クラスの中で探してみたけど、なかなかこれだけの出力を出すファンは見当たらない。おそらく、高回転・高出力と引き換えにこれだけの音量になってしまっているのだろう。
というわけで、静音タイプのファンに換装するとなると必然的に今のファンより出力上劣らざるを得ない。排熱効率が十分か、見守る必要はありそうだ。そこを何度か自分に問い直しつつ、いざ覚悟を決めたら次に進めだ。
内部を改めて眺めると、結構大型のヒートシンクがメインボード上に取付けられていて、主要チップ自体の冷却は大分手当てされている模様。排熱用のファンを筐体の狭い横側ではなくて、上方向に付けてより大きな6cmとか8cmファンにしておけばそもそも良いんじゃね?とも思ったが、まあそこは仕方なし。
というわけで閉店間際のPCDEPOT盛岡店に飛び込んで見つけてきたのがこれ。
http://www.scythe.co.jp/cooler/mini-kaze-ultra.html
株式会社サイズ | 商品詳細 |MINI-Kaze ULTRA 20mm厚
決め手は3500RPMとかなりの低回転・静音タイプでありつつ風量4.86CFMはだいぶ稼げそうな点。ケース内の設置空間もかなりギリギリではあったものの20mm厚も入れそうだったのでやってみた。この判断は結果から言うと成功。20mm厚でもメインボードとの間に3mmほど隙間が残り、ファンが干渉するおそれもない。
ここで一度コネクタを繋いで電源を入れてみたが問題が残った。ファンが回らないのである。原因は2枚目の写真。それぞれケースファン電源用の3ピンコネクタである。上は取り外した元々のファン(AFB0412MB)、下は新しく取付けたファン(MINI-Kaze ULTRA 20mm厚/SY124020L)。ケーブルの色の順番に注意してほしい(ちょっと見えにくいが...)。AFB0412MBは上から「黒、青、赤」となっているのに対し、MINI-Kazeでは「(空き)、赤、黒」になっている。これもデータシートを参照すると下記のような記述を確認できる。
* Lead Wires : UL 1007 AWG #24 OR Equivalent Red Wire Positive(+) Black Wire Negative(-)
あれ、青(Blue)はどこ?
まあひとまず、赤と黒の線はそれぞれ同じくプラスとマイナスで共通していると仮定し、これが全くあべこべの配線になっているので直してみる。AF0412MBの順番に習い、「赤、(空き)、黒」の順にする(青は無視。2ピンなんだし割り切れ>俺)。写真のコネクタには3ピンそれぞれの接点部分に金具部分がヒッカケになっているので、これを細身のドライバや針金などで強く押し込み、ヒッカケがはずれるのをさぐりつつケーブルをゆっくりと引き抜く。一気に強く引こうとすると切れてしまうと思われるので注意。金具を押し込みながら、押し込んだ方向と同じ向きに角度を付けて引くようにすれば割とあっさり抜ける。3枚目の写真に模してみたのでこちらを参照のこと。
さてこれでコネクタ刺してフタして起動。おおっ。音がない。不安になるくらいファン音(とその共鳴音)がない(笑)。でも排気ダクトに手を当ててみるとちゃんと空気は出ているぞ。OKだ。すばらしい。
というわけでうちのBS-G2016MRヤフオク行きを何とか逃れました(何)。やったー。
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