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2008年10月17日

今週の赤のブーツとやけにすれすれのミニ

注:本件について、改めて音を採り直したらそもそも1小節目のベース音がE、すなわちVであることを確認。1〜2小節目間のベース音が変わらないところに気を取られて音取りが甘かった点お詫びして訂正します。下記について一端取り下げ、コメント分も含めこれを反映したエントリに書き換えたいと思います。

http://www.virtual-pop.com/music/2008/10/jpop.html
JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた、という話 - 音極道 Music Hacks

見てみた。ちょっと煽り成分が燻りまくる部分をなんとか注意して取り払えばまあ普通。けど「だいすき」の例示だけは瞬間的にたぶんおかしいと思った。

「だいすき」のサビ最初の4小節は[IV-IIIm-VIm]で、「王道進行」を主張する構成要件であるはずのV(7)は来てない。次の4小節ではV(7)が入って[IV(IIm)-V-IIIm-VIm]と確かに「王道進行」だが、直前に提示された[IV-IIIm-VIm]が前後に続くためこれを変化させたものとして見るべきではないかと思う。繰り返す[IV-IIIm-VIm]の合間一瞬に咲く徒花みたいなもので、この曲持ち出すよりもっとふさわしいものがあるんじゃね?というところか。

そしてその次のサイクルでは「IV-IIIm-VIm/IIm-V-I」となり、王道「的」ではあるけれども、例示されたような進行にはなっていない。

こう見る限り納得がいかないけど、靖幸ちゃん本人はどう言うだろな。わかんない。

靖幸
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まあ、王道進行だから貶められるとかどうにかなるということでもないんだが、まさか「だいすき」を「だいすき」じゃない人が聴くと歪んでしまう、王道進行に関心を寄せるあまり世の遍く楽曲に王道進行を見出してしまっているんじゃないだろうね、という気もしてしまうなこれでは。区別はちゃんとしてほしいと思う。

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まず最初に、前回のエントリの訂正 前回のエントリ修正版として。その後何度か聞き直... 続きを読む

コメント(8)

TB打った。誤って2通送ってしまった。コメント欄はサインインしないと送れない。どうしよう(笑)

こんにちは。はじめまして音極道の者です。
すみません、このエントリにあるコードプログレッションは何かと勘違いされてませんか?
サビの最初の4小節を縦に、ビートごとに改行してみまるとこうなりますよね?

きみが
------------------------
だい  (1)

きー
あの
------------------------
ー (2)
うみ
べよ
りも
------------------------
だい (3)

きー
あま
------------------------
ーい (4)
チョコ
より

------------------------
で、上のカッコ書きに入るコードが
(1)Ⅳ△7 (2)Ⅴ7 (3)Ⅲm7 (4)Ⅵm
の典型的な王道進行。
解釈によっては、(2)のコードがオミットされる可能性はあります。でもメロディを見るとサビ2小節目の
”あのー” の「の」が思いきりⅤのルートですからよほどの理由がないかぎりⅤ7が入るとみた方が自然です。
そもそも次の4小節は、Ⅱm7 /Ⅴ7 /Ⅰ /Ⅰ7
という進行ですよね?こちらの分析とは随分と掛け離れてます。別な曲かと思ってしまいました。

J2さん、じきじきにコメントをありがとうございます。

この曲は何度もよく聴くし今も聞き返してみましたが、(1)と(2)とでまずベースの音は動いてません。私は音感がある方じゃないので自信ないながらに楽器で音取りながらのコピーですけども、(2)=V7とは思えませんでした。onコードとも違うようです。

あーすみません。
(2)のところ正確にはⅤ7 on Ⅳです。
動画内でも、「瞳をとじて」や「さくら」は同様にベース音をⅣのままで弾いてますが、それを説明上は区別しておりませんでした(機能的には同じなので)

J2さん、重ねてありがとうございます。V7 on IVも含まれるということで理解しました。

順番は逆になりましたが、今回の分析は大変興味深く読ませて、聴かせていただきました。進行上の各コードが省略されるパターンも含まれるとなるとかなり膨大になると思います。省略された場合の効果の違い等もお聞かせいただければと思います。楽しみです。(_ _)

こちらこそありがとうございます。
ちなみに私は岡村靖幸を天才だと思っています。「だいすき」を「だいすき」じゃない人 ではないです。念のため。

各コードが省略される、という意味では2番目のコードがⅤ7に移行せずにⅣ△7が繰り返された場合は省略されても大きな影響はないです。
というか、バンドアンサンブルの中でキーボードがコードバッキングするかギターがコード弾きしない限りは、実際に耳で聞こえるサウンド上コードを厳密には特定できない場合も多々あります。

でもそれはあまり重要ではなくて、実際に聴いたときの感覚なんですよね。ポイントは。
王道進行は、独特のテイストがあるのでそういう意味では一聴してわかります。その共通の感覚があれば、記譜上の差異があったとしてもすべて「王道進行」と解釈します。自分的に。

横やりすみません。

すでにJ2様のコメにより解決済みと思いますが、
絶対音感を持っている私が記憶している限りでは
(10年以上この曲は聴いていない)ベースの音は(1)→(2)とも
D→Dと変化はありません。
しかし、J2様のご指摘の通り、(2)のコードはⅤ7 on Ⅳで間違いないと思います。

また、「王道進行」の定義が曖昧になるのでは?というこうら様の
ご指摘に関しては、以下のサイトが参考になると思います。
http://www.hinocatv.ne.jp/~muneto/music/analyze.html
このサイトで示されている「第一位」のコードがまさに王道進行です。
このサイトの記述にある、
「F-GのところでFのルートを保留すると、(つまりGがGonF)
とても叙情的なコード進行になってバラードなどによく使われる
コード進行になります。」というのがまさに
「だいすき」や「さくら」、「瞳を閉じて」でのベースラインとなります。

つまり、こうら氏の、「サブドミナントに始まり、トニック代理コード
(=I以外)にたどり着く進行であれば「王道進行」になりうる」というのは
当たらないと思います。

>とおりすがさん
どうも。私の説明がうまくなかったと思うので申し訳ありません、
そこは「王道進行定義が拡大されてしまうとすれば由々しきことだし、
もし明確に定義できるものなのであればそこを整理すべきでないか」
という考えのもとに書いたもので、とおりすがさんのご指摘のような
定義が確立されるのであればそれはそれでよいのだろうと思います。

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