ひ、ひどいんじゃないか、これは。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070615_13
パソコンを無償で譲渡 奥州市 [岩手日報]
奥州市は、合併に伴う機器更新で使わなくなったパソコン30台を市民団体などに無償譲渡する。団体活動の情報化を支援するだけでなく、再利用することで環境への負荷の軽減を図る。15日から申し込み受け付けを始める。
譲渡の対象となるのは、市内にある営利を目的としない団体で、パソコンを利用することで活動の活性化が期待できる団体。1年後に利用状況を報告する。
パソコンは、ノート型で、中央演算処理装置(CPU)は、Celeron550メガヘルツ、メモリー320メガバイト、ハードディスク10ギガバイト。フロッピーディスクドライブとCD―ROMドライブが付く。基本ソフトはウィンドウズ98。
問い合わせは、奥州市役所情報政策課(0197・24・2111、内線323)へ。
ただの体のいいリサイクル費用押し付け戦略なんじゃないのか、おい。どうなんだ。
古くなったものも、使い続けていいものと使い続けるべきでないものとがある。程度にもよるが、PCはどちらかというと後者に近い。悲しいかな、今のPCの製品寿命はあまり長くない。それでもXP Home、ないしはぎりぎり2000が動作する程度のスペックを持つものはまだ大丈夫と言っていいかもしれない。何しろ98のサポート期間は去年すでに終わっているのだから。
http://harumac.client.jp/windows_requirements.html
はるの林檎教室 ~Windowsスペック&起動音一覧集~
からの抜粋によれば、
|
CPU
|
Pentium 233MHzまたは、それ以降(400MHz以上推奨)
|
|
Memory(RAM)
|
128MB
|
|
デバイス(HDD)
|
1,500MB以上の空き容量
|
だからまあ、スペック的にはまだ大丈夫なのか。
とはいえ、2000のライセンスを受け取る側の団体等が余計に持ってるとは思い難いし、おそらくはその受け取ったままの状態で使い続けることになるのだろう。1年後に利用状況を報告なんてところでいきなり「OS載せ替えました」とか言いにくい気もするしなあ。あはは。
市もおそらく「善意のつもりで」やってるのだろうけど、不十分なスペックのPCを不用意に授与したりするようなことは避けた方がいい。よほど状況をよく分かっていて、充分なPCの知識を持った人・団体が受け取るならちゃんと使いこなすことは期待できるだろうが、無知なユーザが「無償」の言葉に釣られてほいほいと受け取っても、いまどき98風情ではあれもできないこれもできない、首を傾げっぱなしになること請け合いだ。自分が担当者だったら悪いことは言わないからそんな企画やめとけ、と言うんだが。
…だいたい、HDDのデータ消去は大丈夫なんだろうね?