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2007年3月29日

FA資格の取得年限短縮が特定球団(笑)に有利に働くと思ってるやつはニワカ。

NPBの死滅せるはもはや周知の事実であり、これを今さら論じたところで余人の関心を毫も引き寄せえないことはまったくもって動かしがたいわけで、話題はむしろその状況が果たしていつから始まっていたのかという点なのだが、うーん。…文体ってつくづくむずかしいもんだ。

http://blog.nikkansports.com/baseball/nozaki/archives/2007/03/post_3.html
まゆげのノーさん - nikkansports.com: 1球団のエゴとそれを後押しするコミッショナー

また始まったよ爺さんの妄言が…と思ってたら最後の一行にぽつりと

このブログも今回で終了します。10年間のアクセスありがとうございました。

あんた曲がりなりにも一応日刊の重鎮だろうにblog終了がこんなあっさりしてていいのかよハッピーターン吹いた弁償しる。しょうがないので終了記念ってことでつっこんでおくかというgdgdな切り出しで今日はまずいってみよう。書き出しってつくづくむずかしいね。

ずっと言われてきたいわゆる「入口と出口」論を片づけてこなかったばっかりに、最悪のタイミングで論じざるを得ない格好になっていて、このまま行くと「入口」だけ絞って「出口」がしょっぱいままという笑うしかない展開が待っていかねないのよね。

今のままだと、FA権取得までに一軍登録を9年間。開幕一軍入りを勝ち取ってその後二軍落ちせずずっと居続けられたとして、高卒でも27才。途中で怪我や不調でも起こせば平気で1-2年は遅れてしまう。30才前といえば選手も脂の乗ったいい時期だ。その一番価値の高い売り時であろう頃に合わせてFA権を取れないのであれば選手にとっては青函トンネルや戦艦大和をも凌ぐ壮絶な無用の長物なのである。(上原が以前あれだけMLB行きを訴えてたのと、30才を過ぎた最近ちょっとその手の話が引っ込み気味なのが符合する、のかな?) —ただ、MLB選手のマイナーリーグ在籍年数とNPBの二軍年数も込みで比較して考えなければいけない(NPBの方はMLBに比べて一軍登録が容易かも?という推測ベース)ので、そのデータが無いままでそこに言及することはできないかもしれない。

ここでその年限短縮を「巨人が主張」というのは確かに「おまえが言うな」かもしれんけど、その主張内容に対する吟味は改めて精査の上次回打ち合わせまでに回答を揃えておきますと答えるのが筋ってもんでしょう。

FA資格の短縮が「資金」と「人気」を持つ某球団(笑)への集中に結びつくと言うなら、その根拠をよく考えてほしい。「資金」で言えば未だに経営情報がまともにぐぐれもしない(ぉぃ)プロ野球界各球団である。どこが本当に金持っているのか明らかになってない。そこで憶測だけでモノ言ったところでどうにかなるもんじゃない。広島あたりは本当にもってなさそうだけどここここならありそうじゃないの。だいたい関連記事で「○○は黒字経営」という話も多くは伝聞であってほんとのところどうなのよ?とたどってみても一次情報にはなかなかありつけない。この状況で一体何を論じられるっていうのよ。ねえ。

あとの「人気」にしたところで、たとえ集中したとしても無制限に獲得できなければいいだけだし(現状にしてもFAによる獲得は1球団につき原則2人までだ)、MLBがやっているようにドラフト上位指名権と引き換えにする等施策によっていくらでもバランス化できる。ここに「入口と出口」論が口を開けて待っている。そう。巨人の主張する希望枠とFA年限の短縮とは決して突拍子もない話ではないのだ。

結局のところ、チーム作りの根幹である選手集めのところでどのようなチーム構想を描かせ、どのように競争させつつ平準化させるかのトータルデザインを持てるかどうかなのだ。どの制度が悪いだの、どの制度はやめろだの、個々をパッチワーク的にとりあげて一部だけを拙速に片づけてしまおうというのは全くもってナンセンスなわけですよ。いやー、なんでそこまで「おまえが言うな」に徹するかな某球団(笑)は。この様式美はどれだけの賛辞をもってしても讃えきれない。

っていうかそもそも、どれだけ某球団(笑)に「人気」があろうと、MLB移籍を表明する選手がこぞって「夢」や「希望」を胸に晴れがましい顔つきで会見に臨む姿がすべてを物語っているよ。NPBにその「夢」を叶えてやれる余地がないよってことだからね。

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このページは、Hironobu Kouraが2007年3月29日 12:29に書いたブログ記事です。

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