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2006年10月20日

槇原敬之について。

はっきり言って私は、今の槇原敬之には全く絶望している。ただ、復帰後の『太陽』から『本日ハ晴天ナリ』までを買って以後は途絶えているので、最近は多少はましになっているものかと思いたいところだけれど。

http://haji.blogtribe.org/entry-2d6346abe61648350719c4f398c1352a.html

事件以前と正反対なことを言い始めたり(『遠く遠く』vs『さよなら小さな街』なんかすごい対照的と思う)、ものすごく抽象的な物言いを始めて歌詞の歯切れが極端に悪くなったり(「あれ」だの「これ」だの指示語が多くなった、とはそこのblogにも指摘のあるとおり)、現実感もなければ説得力もない空疎なきれいごとや思考停止がそこかしこに出てきて(『天国と地獄へのエレベーター』や『本日ハ晴天ナリ』アルバムじゃなくて歌の方、これらでの停止っぷりは見事の一語に尽きる)、とてもまともに聞けたものじゃなくなってきていた。

ただ当時は事件直後の傷癒えぬところもあるだろうと思い、しばらく見守るつもりで居た。...なんて偉そうに言うな俺(苦笑)。『世界に一つだけの花』がどれだけ売れようが知ったことじゃない。今の彼が自分自身にきちんと立ち向かえるようになるのがいつなのか、そして彼の辿り着くべき本来の場所がどこなのか、今の場所なのか、過去にあるのか、未来にあるのか。ただとにかく知りたいと思った。

...なんてことをあまりおおっぴらにせずしばし胸の内にしまっていたら、なんかへんてこなことになってるよ。(苦笑)

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/10/19/01.html

彼が自分本来の場所に居れず、他人のふんどしで相撲をとってしまったということなんだろうか。それとも単に運悪く絡まれちゃった、というだけなんだろうか。先日CDTVでこの曲のゲストライブは観たけど、まだうーん、一時期のひどさからは大分抜けてきたかでもまだまだ青臭さへの憧憬が抜けないのかなあなんて考えていたところの、ちょっといやだいぶトホホなニュース。

遥かなる旅路の途上、未だ道険し。...てなところですかね。

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